写真は今回の山行とは関係ありません。
渋沢栄一の本に「論語と算盤」がある。
その本の中に「視・観・察」とあった。
視→みる。目で見る。じっと見る。「視力」「凝視」
観→みる。くわしくみる。ながめる。「観客」「観測」「参観」
察→あきらか。あきらかにする。よくみる。くわしく調べる。しる。「察問」「観察」「診察」
その人が何をしているのか、その人が何によっておこなっているのか、そしてその人がどこに安らぎを持っているのか。
今日は人と会う約束をしている。「視・観・察」の目でその人を観察してみよう。
「視・観・察」その人、を視て観察する。
観察とは、対象の実態を知るために注意深く見ること。その様子を見て、その変化を記録すること。どれだけその変化を見つけられるかが重要である。
そう言えば昔、職場のある男女が入籍したとの話があった。
あまりの突然のことで私はビックラこいた。
他のある人に(同じ職場に働いている人)そのことについて聞いてみた。
「ビックリしたネ~」と。
「どうだった、知ってた」
その人は
「あまり観察していなかったもんで、分からなかった」
と。
その時は、観察???と思っていたが。
今回、論語と算盤を読んで「観察」の大事さが分かった気がする。
「視・観・察」その人、を視て観察する。こと。
今日は日曜日、大河ドラマ「青天を衝け」がある。
楽しみである。
去年、コロナで様々なイベントが事が出来なくなる。そう思い、こんな時だからとドローンを買った。
が、他のやることができ、そのドローンは今部屋の片隅にある。
そんな時に目についた本だった。
「文字の読めないパイロット」高梨智樹
彼は障碍者、職字障害という学習障害の一種の人だと言う。漢字や読めないし書けない。両親は身体が弱く学校を休みがちだから他の子どもより遅れているのだと思っていた。
小学校の頃から悩んでいたが、様々な出会いがあり、自分の障害を知り。
表拍子にある
「できないことはやらなくていい
できることを伸ばせばいい」
の、言葉通りに、好きなドローンの会社を設立する話までを書いた本だった。
本に書いてあった。ドローンが官邸に不時着してから法律が厳しくなり都市部ではドローンを飛ばすところが無くなったと。
ドローンの飛行チェック アプリを覗いても都会はマッカッカだ。
田舎→ドローン
いいアイデアがあるカモ。
今は様々な便利なものがある。不便を感じても、そんな頼るものがある世界なのだ。
いのいろな本を読み、様々な人の生き方を知る。
「文字の読めないパイロット」
文字は読めないけど、聞いた話は忘れないそうだ。
世の中には、そんな人もいるなだナ~。。。
著者 柏耕一さん74歳、現役交通誘導員の書いた日記形式の本だ。
目次には前書きを始め、
第一章
交通誘導員の多難な日常
第二章
交通誘導員の喜びと悲しみ、時々怒り
第三章
どうしても好きになれない人
第四章
できる警備員、できない警備員
長いあとがき
と続いている。
全て某月某日○×▼・・・と。
目次からも、面白そうで楽しそうな内容だと思った。
前書きに「最底辺の職業」の実態
と、ある。
誰も交通誘導員、最底辺の職業だと思ってはいないのに自分で自分の職業を卑下している、と思った。
自分では、そう感じた。
そう感じて本分を読み始めた。
様々なところから来るクレーム、それを言葉で交わす。
74歳と言えば団塊の世代、世の中の酸いも甘いも心得ている存在だ、と思う。
クソジジイ!!と言われても、我慢もするが言うことは言う。プライドもある。
「最底辺の職業」
読み終えて感じる。人は底辺・頂点・中くらいだ。とか決める。
その中で人は幸せを感じたり怒ったり苦しんだりする。
全て、その人が感じることだ。
「交通誘導員ヨレヨレ日記」を読んだダニ。
炎天下、真夜中、寒さの中、山間部で街中でも。工事現場その他でよく見かける。
交通誘導員。
私の知り合いでも、水窪の高齢の交通誘導員の方がいる。
頑張って今も働いているのかナ~。
かし兄。
俺も頑張らないと、と思った。今回読んだ
「交通誘導員ヨレヨレ日記」だった。。。
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。
合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。
袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns
”しんしん”55歳
2015/11/25現在。。。
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