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平成の合併が過ぎ、今私はここで暮らしている。 ほくえんの風を 身体中に感じながら。
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この本の中にトルストイの「とびこみ」があった。
トルストイと言えば「戦争と平和」がある。
19世紀初頭、ナポレオンのロシア侵入という歴史的大事件に際して発揮されたロシア人の民族性を、貴族社会と民衆のありさまを余すところなく描きつくすことを通して謳いあげた一大叙事詩。1805年アウステルリッツの会戦でフランス軍に打ち破られ、もどってきた平和な暮しのなかにも、きたるべき危機の予感がただようロシア社交界の雰囲気を描きだすところから物語の幕があがる。そのような話らしい。
時代は巡り巡って、2024年になったが、今なお人々の争いは続いている。
この本の最後には芥川龍之介の「杜子春」がある。
鉄冠子によって、多くの金を手に入れることができた杜子春は、人間の醜いところを見て、お金より大切なものを感じ始める。そして次に鉄冠子の弟子になろうとします。
仙人になるためには多くの苦難を強いらせます。
最後、、杜子春鉄冠子のおきてを破ります。そして仙人の夢も破れます。
しかし杜子春は最後、こう言います。
「なにになっても、人間らしい、正直なくらしをするつもりです。」

芥川龍之介では「蜘蛛の糸」があります。
蜘蛛の糸が切れ、カンダタは地獄へと落ちていく。
子供のころ、その物語を読んで何を感じたか。
先生が子供たちに質問する。
そうやって子供たちは成長し大人になっていく。
今、その大人たちは、子供に何を教えるのだろう。
卑しい政治家が、何を語るのだろう。
今は森永卓郎の「ザイム真理教」を読んでいる。

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プロフィール
HN:
しんしん
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1960/02/20
趣味:
走ること・空手・詩吟
自己紹介:
12市町村が合併して出来た新浜松市
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。

合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。


袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns

”しんしん”55歳  
2015/11/25現在。。。
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