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平成の合併が過ぎ、今私はここで暮らしている。 ほくえんの風を 身体中に感じながら。
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先日、
そんなことをブロブを書いた。
今、
藤原てい「旅路」を読でる途中だ。藤原ていの自伝書。中国孤児の悲劇はなぜ起こったか。敗戦の苦しみを綴った、戦後の超ベストセラー「流れる星は生きている」の著者が、30年ぶりに、女学校時代の思い出や戦争の痛手、夫婦愛、親子の情、夫の急死など、細やかな心の遍歴を語る、書下ろし女の半世紀。


藤原ていは私の母親より8歳年上である。
わたしの幼きころ
よく聞いた、母親の言葉
おまえは良いときに生まれた」と、私たち戦争を知らない人は、分からない。大正生まれの女の生活は、しかし、この本を読んで、読み始めて、藤原ての青春時代と私の母親の青春時代が、重なって見える。

藤原てい夫婦は満州に渡った時は、日本人街で働く中国人は日本語が上手で親切で、道を尋ねても、現場まで連れて行ってくれる五族協和の精神を体得している、とか。
日本人も満州人も、朝鮮人も、白系ソ連人も、蒙古人も、いわゆる五族が、みんな仲良く平和な市民であるように思われた。
と、
書いてあります。
それが
第二章新婚生活P69 
荷馬車に乗る労働者に石を流られた。
「センソ ニホンマケタ マケタ アハハハ・・・・」
大きな声で云って労働者は笑い出した。
「センソ ニホンマケタ マケタ アハハハ・・・・」
くりかえしている。私は直立したままで、その顔をきじしくにらみつけていた。
「センソ ニホンマケタ」


第三章 放浪生活
この章から、藤原ていの満州からの引き上げ、が書いてあるのだろう。
昨日・今日・明日
過去・現在・未来
過去があるから現在がある
10年後のことは分からない。が、過去を忘れないで未来を考える、こと。

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無題
五族協和 とは、 満州国 の民族政策の 標語 で「 和 (日)・ 韓 ・ 満 ・ 蒙 ・ 漢 (支)」の五民族が協調して暮らせる国を目指した。
しんしん 2021/06/21(Mon)05:41:10 編集
プロフィール
HN:
しんしん
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1960/02/20
趣味:
走ること・空手・詩吟
自己紹介:
12市町村が合併して出来た新浜松市
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。

合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。


袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns

”しんしん”55歳  
2015/11/25現在。。。
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