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平成の合併が過ぎ、今私はここで暮らしている。 ほくえんの風を 身体中に感じながら。
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著者
梅村達
1953年生れ。大学卒業後、映画の製作現場を皮切りに、塾講師、ライター業などを経て、50歳のとき、派遣添乗員に。以来、いくつかの派遣会社を移りながら、現在も日々、国内外の旅行に付き添う現役添乗員である。本書がヒットしたら、「月1~2回、趣味みたいに添乗員の仕事をしていきたい」というのがささやかな夢。
原文まま

派遣添乗員の、お話し。派遣っといえば、そう私も考えて見れば「派遣」だ。
今回読み終えて、著者のこの、派遣の考え方に、ものすごく感銘を覚えた。
イロイロ、理不尽なことがあるが、グット我慢して耐えて耐えて業務をこなす。素晴らしい事だと思う。
「当年66歳、本日も”日雇い派遣”で旅に出ます」
”日雇い派遣”
ほとんど憂鬱、ときどき喜び
そう。楽しい事ばかりでなない。ほとんどが大変なことなのだ。その大変なことの中に、少ない喜びを感じるのだ。
本書の中で、一部、私なりに納得した事
無料ツアー
私の家内が、この無料ツアーに当選したことがある。本書であるように私が誘われ料金を出した。
また、本書であるように宝石店にも途中来店した。そこでは真珠を大量に触らせ満面の笑顔で購買意欲をそそらせる作戦で旅行客を誘ってきた。私は辛うじて無視して通過したが、買う人もいたように思う。
その本でも書いてあるように、一人の年配の女性が、
「これは旅行会社の作戦」と、平然と言っていた。
食事の時は、バイキングでカニやらウナギやらを食べていた。これでタダとは旅行会社、、、恐るべし。
「非正規介護職員ヨボヨボ日記」を読んだ。
「タクシードライバーぐるぐる日記」を読んだ。
「住宅営業マンペコペコ日記」を読んだ。
「メガバンク銀行員ぐだぐだ日記」を読んだ。
「ケアマネジャーはらはら日記」を読んだ。
「ディズニーキャストざわざわ日記」を読んだ。
「コールセンターもしもし日記」を読んだ。
今回
「派遣添乗員ヘトヘト日記」を読んだ。
様々な仕事がある。様々な人がいる。様々な人生がある。
あとがきに、筆者は「火付きの悪いライター」だと書いてある。そしてサミエル・ウルマン「青春」のようにと燃えるような秋~冬の季節を生きてみようと書いてある。
サミエル・ウルマン「青春」とは、青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。と始まる。希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる。との言葉もある。
何処に暮らそうとも、いくつになろうとも、希望をもって夢に向かって歩みを進めたいものだ。
しんしん

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プロフィール
HN:
しんしん
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1960/02/20
趣味:
走ること・空手・詩吟
自己紹介:
12市町村が合併して出来た新浜松市
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。

合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。


袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns

”しんしん”55歳  
2015/11/25現在。。。
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