忍者ブログ
平成の合併が過ぎ、今私はここで暮らしている。 ほくえんの風を 身体中に感じながら。
[527]  [526]  [525]  [524]  [523]  [522]  [521]  [520]  [519]  [518]  [517

遠山郷に上村と言う村がある。

月曜の晩から私は母親の在所である、水窪町の上村と言う村に行っていた。

遠山郷のは上村(かみむら)水窪のは上村(うえむら)と読む。

どちらの村も、山の斜面に張り付くようにその村がある。

山の上の方にある村だから、その名前が着いたのだろう。

今回、その村に住む、住人と話す機会があった。

昔 水窪の企業で一緒に働いたことがある人だ。

親子でその企業に勤めていたのだけど、水窪の事業所は数年前に撤退し、息子は町で家を建て生活をしているという。

自分も歳をとり、畑やタンボは大変になり、草が生えて"ランゴクナイ"と言っていた。

何年も前、先祖がその村「上村」の段々畑を開拓し、コメや野菜を収穫できるまでにしたのに、私の代で・・・・・。

「いつか俺も死んで天国に行って、先祖にであたら・・グザラレル・・わいや・・ハハハ・・・」

っと、言っていた。

水窪町も浜松市となり、色々なことが変わっていったのだと思う。

しかし、村の付き合いなど、変えてはいけないものは、昔と変わらないまま続けていこうとしている地域だ。

水窪弁
ランゴクナイ=汚い・グチャグチャ  グザラレル=怒られる

 

 



 

拍手[3回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
無題
お葬式、お疲れ様でした。
歳から言ったら、早いですよね、残念でした。
本町の用事のときは何時も丁寧にいろいろ気遣っていただいた、やさしい眼差しを思い出しながら葬儀に参列させていただきました。さみしくなりますね。
けいこさん 2011/05/19(Thu)11:00:24 編集
re無題
城西の局で働いていたころ、顔が似ていてお兄さんではないかっとみんなに言われたのを覚えています。記念切手をもらったり、配達のころには横吹まで登ってきたときに菓子をもらいました。
思い出がいっぱいあります。

そんなY兄、沢山の孫たちに見送られて、幸せな人生だったのではないかと思います。
しんしん 2011/05/19(Thu)21:35:58 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
プロフィール
HN:
しんしん
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1960/02/20
趣味:
走ること・空手・詩吟
自己紹介:
12市町村が合併して出来た新浜松市
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。

合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。


袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns

”しんしん”55歳  
2015/11/25現在。。。
カウンター
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
3 4 6
7 8 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カウンター
忍者ブログ [PR]