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平成の合併が過ぎ、今私はここで暮らしている。 ほくえんの風を 身体中に感じながら。
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おじさんのノート
「人間であるからには」
-貧乏ということについてー

昭和初期に育った少年コペル君は成長した。そんな時、家の手伝いをして学校に通えない友達のことを知った。
そのことをオジサンに手紙で話し、そのオジサンがノートに書いた。

学校でのイジメは、ほとんどがみんなとは違うことで仲間外れにされやがてイジメへと発展する。
その当時は貧乏だからと仲間外れにされた、友達の家に行ったコペル君だった。

おじうさんのノートには、貧乏な子もコペル君もお互い素直な性格だから良い関係が持てたのだと書いてあた。
また、貧乏な少年の家に働いている人がいる、こと。そうその人より、もっと貧乏な人がいる。

今の現代の時代に生きている日本人が、そんなことを感じているだろうか?
日本人が働くことを嫌がる外の仕事、いわゆる3Kと言う仕事(「きつい」「汚い」「危険」の頭文字を取ったもの)を東南アジアの人たちが働くようになった。

最後に、オジサンがコペル君に質問を出している。
決して、人には聞いてはいけないと。
その答えは、大人になっても分からないかもしれない、と。

君たちは、どう生きるか。
昭和の初期に書いた物語だ。
今の大人に読んでほしい物語だ。

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「貧しき友」
コペル君の同級生に、みんなと違う同級生が居ることを知った。
自分は普通に学校に行けるのに、その同級生は家庭の仕事を手伝わなければいけないので、学校を休んでいる。ことを知った。

「貧しき友」
この章は、おじさんのノートの手前で眠くなったので、そこで本を閉じた。

世界を俯瞰してみると。
日本は恵まれた国だ。
走る仲間が、灼熱のサハラ砂漠を6ステージで約230Kmを走破する、そんなのを走ったと言っていた。
サハラ砂漠の真ん中で、現地の住民に歌や踊りの歓迎を受けたと話していた。
年頃なら20歳前後の女性が裸同然で、子供をおぶっていたという。

その人は、そこ光景を語ってから、私に言った。
「あっちの人でなくて良かった」と。

君たちは、どう生きるか。
半世紀以上前の、本だ。
当時の時代を生きる子供たちに「どう生きるか」を語りかけた本だ。
 
君たちは、どう生きるか。
この本が、半世紀以上読み継がれている。
今現在、コロナウイルスで世界が揺れている。
感染症の脅威は、発展途上国で心配されてのことだが、先進国での蔓延が問題になっている。

コペル君が貧しき友がいるっ事を知って、コペル君が感じた世の中の不条理、そんなことをオジサンはノートにどんなことを書いただろう。
君たちは、どう生きるか。
この題名のことは自分に語っている言葉だと思って読み進んでいる。
森町三倉「勉強会」も自分はどう生きて行けばいいのかとの難題の答えを求めて通っていた。

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「ニュートンの林檎と粉ミルク」
コペル君がビルの屋上で人間は一分子みたいだ、と感じた。そしてオジサンに手紙を送った。
コペル君の手紙の内容に、オジサンはひどく感心した。
そしてオジサンはコペル君に返事を書いた。

コペル君が赤ちゃんのとき粉ミルクを飲んだ話、その話から話題は広がりを見せた。
コペル君が着ている服、それも誰か作っている人がいる。今朝の食事もそうだ。その食べ物に出たオカズ、お米、も誰かの働きがあって自分の口に入るのだ。
誰かの働きで、今の自分があるのに、今そのことを大人が感じていない人がいる、そんな現実をオジサンは優しく語っている。

地球を包んでしまうような網目をつくりあげたとはいえ、そのつながりは、まだまだ本当に人間らしい関係になっているとはいえない。人間同士の争いが、いまだに絶えないんだ。
原文まま

そのおじさんのノートの最後に、お母さんの事が書いてある。
君のお母さんは、君のために何かしても、その報酬を欲しがりはしないね。君のためにつくしているということが、そのままお母さんの喜びだ。君にしても、仲のいい友だちに何かしてあげれば、それだけで、もう十分うれしいじゃないか。
人間が人間同志、お互いに、好意をつくし、それを喜びとしているほど美しいことは、ほかにはありはしない。そして、それが本当に人間らしい人間関係だ。
原文まま

森町三倉「勉強会」
年末の宿泊を伴った集まりに、女性で一人だけ参加している人がいた。
神樂坂で夕食を食べ、ムーハウスに戻り二次会の準備に男どもが精を出していた。12月森町三倉の夜は冷たい。
暖炉の薪はパチパチと音を立てて燃え上がっていた。
風呂上がりの、その女性が酒の宴に入ってきた。男どもの会話がたった一人の女性で、やさしい会話になる。女の人は偉大だ。
 

私は翌日、佐久間での防災訓練のため早めに就寝した。そのため最後まで酒の付き合いは出来なかった。その後どうなったかは分からない。
朝の6時半には森町三倉を出発したかったのだ。

翌日、下さんと、その女の人が起きていて、下さんがご飯を食べていた。私にも食事が用意されていた。
そのとき飲んだ、温かい味噌汁の味が、忘れられない。

おじさんのノートに書いてあった。
人間が人間同志、お互いに、好意をつくし、それを喜びとしているほど美しいことは、ほかにはありはしない。そして、それが本当に人間らしい人間関係だ。
私には、その女性が美しく見えた。
森町三倉「勉強会」
そこで経験した人間関係、私に素晴らしい思い出を私に与えてくれた。

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この本は「生きるために本当に大切なことはなんなのか」そんなことを考えていく哲学の本です。
昭和の初期、比較的裕福な少年コペル君と、そのオジサンとの話で物語は進んで行く。
コペル君はデパートの屋上から下を見て、人の営みを観察する。
そしてコペル君は、一人ひとりが協力して社会を築いていくのを感じた。
その感じたことをオジサンと話し、そのオジサンはノートに綴った。おじさんノートだ。

物の見方について
潤一君。
今日、君が自動車の中で「人間て、ほんとうに分子みたいなものだね」と言ったとき、君は、自分では気がつかなかったが、ずいぶん本気だった。君の顔は本当に美しく見えた。しかし、僕が感動したのは、そればかりではない。ああいう事柄について、君が本気になって考えるようになったのか、と思ったら、僕はたいへん心を動かされたのだ。・・・・・。
原文から抜粋

子どものうちは誰でも、自分中心で考える。広い世界を知らないから、それは当然だと思う。
それが大人になると様々な事が分り、自分中心ではいられなくなる。
オジサンはコペル君が、広い世の中で自分中心と考えなくなり「自分は一分子だ」そのように思った事に感動した。

この物語は、昭和の初期に書かれた話だ。
この物語が書かれて、現在半世紀以上の月日が流れている。
アメリカではトランプ大統領が「アメリカ第一主義」と言って当選した。
東京では「東京ファースト」と小池都知事は言った。

また、静岡県知事はリニヤのトンネル工事で静岡県の水問題を叫んでいる。
アメリカの大統領はアメリカのこと。
東京都知事は東京都のこと。
静岡県知事は静岡県のこと。
それを考えるのはアタリマエ。しかし、それでいいのでしょうか。

君たちは、どう生きるか。そこに出てくるオジサン、その人は大学を出てからまだまもない人です。
20歳代前半でしょうか。
日本人には、このような人がいた。

君たちは、どう生きるか。
オジサンは、コペル君だけに問いかけているのでなない。
今を生きるみんなに問いかけているのだ。

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佐藤富雄さんの本は「ありがとう」は魔法の言葉と言う本を読んだことがある。今回佐藤富雄さんの本は二冊目。
この人が一貫して言っているのは「言葉が思考をつくり、思考が人生をつくる」だ。
自分の出した言葉で、自分の自律神経に思い込ませること。
「自分はバカだから」そう言い続けるとバカな人になる。
「自分は頭が良い」そう言い続けると頭が良い人になる。

人生は考え方ひとつ。
今はこのような状態だ。この環境で自分なりの「快」を見つけて行動していこう。

「言葉が思考をつくり、思考が人生をつくる」
ネガテブな言葉を言わない様にしよう。

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夫のちんぽが入らない衝撃の実話
そんな本に出合った。人とは悩みとは様々だまさに千差万別、そう思った。
そんな作者こだまは、北海道の最果ての地から地方都市の大学に入学、そこで知り合った彼との話だった。
こだまは最果ての地の一刻も早く脱失したかった。そして都会の暮らしに便利な暮らしに憧れていた。

浜松市に合併して浜松市の最果ての地になった佐久間町も、そんなこだまのような考えの人が多い。
便利な生活は蜜の味、コッチの水は甘いぞっと囁きが聞こえる。

こだまは、自分の故郷をおしまいの地として、今回の「ここは、おしまいの地」を、これまで経験してきた著者の半生を描いている作品だ。
中高年になったこだま、パソコンがあればおしまいの地でも仕事ができる。
最後、そんな話があった。

浜松市の最果ての地「佐久間町」ここにも帰って来る人がいると信じて、暮らして行こうと思っている。
「ここは、おしまいの地」こだま
次の作品は、こだまがおしまいの地で暮らしている内容ではないかと思う。


今、コロナウイルスが蔓延して東京での暮らしが大変みたいだ。
一局集中、この問題をコロナウイルスは問うているのでなないか、東京都知事が言った「東京ファースト」
東京だけが日本ではない。と、私は言いたい。

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還暦の年を迎え、自分の今までを振り返り、自分史を書こうと思った。
去年の4月、朝ランでの出来事「おまえは自分の好きなことばかりやっている」そんな言葉を浴びせられ自分なりに考えた。
たしかに自分は自分の好きなことが出来た”ありがたい”人生だったと思う。

夢T
そのお腹の所に、絵を入れた。
女の子が山に向かって走って行く。山の上には満月がある。
「ありがとう、
   言われるように 
       言うように」
四つの「愛」
家族愛・地域愛・祖国愛、その「愛」をシッカリ繋いで最後に「人類愛」となっていくのだと、藤原正彦さんの本「日本の品格」に書いてあった。
全くその通りだと思う。


最後のページに「夢」と「希望」の写真集、何年かたって自分で、その本を見て、どのように思うのか?
分からないけど、今まで私は、このように生きてきた。
つづく。

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動画を投稿してみた。

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百田尚樹が2016年に書いた寓話「カエルの楽園」今、4年の時を経て「カエルの楽園2020」が小説家になろうのページで土日限定で公開されると聞き早々に読んでみた。

ハッキリ言って面白い。だけど笑えない話だ。
今回の「カエルの楽園2020」は今の日本の状態をカエルに例えての愚話だ。しかし前回のと少し違う。
去年の暮れに中国でコロナウイルスの話が出て、今年になって中国のコロナウイスルが危ないと思っていたが日本の国会では野党が与党の批判ばかりしている。
今回、与党の悪いところ、トップの批判もある。忖度、ウシガエルがナパージュにハエを持ってきてくれる、こと。

この本の中で、安倍首相が「百田さんの影法師が好きだ」と書いてあった。
『影法師』は偶然本屋で出会ったと書いてあった。そんな百田さんと対談できることに不思議な偶然な御縁を感じると書いてあった。
そしてその二人は、日本を世界の中で輝く国にしようと語っている本だったと記憶している。

カエルの楽園2020」愚話では最後、前回の「カエルの楽園」と同じ様に、ナパージュのメスのツチガエル、ローラは死んだ。
今現在、コロナで人の移動が制限されている。
最後、ソクラテスとロベルトがやせ細ったローラにいった言葉
「ローラ、もう自由に移動してもいいんだよ。それにハエも差し出さなくてもよくなった」

移動の自由を認めていた国ナパージュ、その結末。自由は大切なことだ、しかし、その自由には責任が必要だ。

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人には分からないことがある。
分からないから人に聞く、質問する。辞書で調べる、ネットで検索する。
しかし、記憶力がないと忘れる。だから繰り返し覚えようと頑張る。繰り返してもすぐに忘れる。諦める。こんな自分でもよいのではと思う。
 

人の得意不得意は様々だ、運動が得意な人も勉強の得意な人もいる。
しかし中には勉強も運動も得意「文武両道」の人もいるナ~と思う。
それは子どもの時代から得意だった訳ではない。克服してきたのだ。

人には分からないことがある。
分からないから人に聞く、質問する。あまりしつこいと無視されることがある。
そんなときは本で調べる、ネットで調べる。

自分には分からないことがある。
分からないことが多い。分かったことも忘れる。忘れないようにするには何回も繰り返すこと。
分かるから、より理解できるようにすることだ。

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プロフィール
HN:
しんしん
年齢:
65
性別:
男性
誕生日:
1960/02/20
趣味:
走ること・空手・詩吟
自己紹介:
12市町村が合併して出来た新浜松市
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。

合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。


袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns

”しんしん”55歳  
2015/11/25現在。。。
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