吹き流し
遠山だマラニックだ、大宴会だ
日本全国からランナーが集まってくる。
日本は毎日楽しいけれど。
遠くサハラの少女たちは子供をおぶって微笑んでいた。
金子みすゞ「大漁」はみすゞさんが人間とイワシの両方の立場から捉えた詩です。
まさにみすゞさんの閃きと感性が詠んだ詩だと思います。
また、これはいじめる子といじめられる子との関係にも似ています。
相手の側の立場から考える眼差しを持った詩です。
わたしの「吹き流し」は、遠山のマラニックに行って感じたことを書いてみました。
こんかい私の身体をケアーを頼んでいる施術師の先生が遠山を走ることになった。
その人は視覚障碍者でサポートが必要なランナーだ。
そのサポート役を大大先輩ランナーの山草人さんが引き受けたのだった。
山草人さんはブログを毎日書いている。また今年はサハラ砂漠を走るサハラレース250㎞にも参加した。
そんな山草人さんのサハラレース ナミビア250km(7日間) の報告会があったので行ってきた。
そのレースの過酷さもさることながら、アフリカ大陸北部にある砂漠に行くまでの行程を面白おかしく説明してくれた。
サハラレース ナミビア250km(7日間)途中ので出来事で、現地の原住民の話が合った。
年の頃ではまだ20歳まで行っていないような少女が自分たちで作ったであろう民芸品を売っていたという。
数人は子どもをおぶっていたと。
わたしは外国には行ったことがない。
だからパスポートもない。
これからも行く予定はない。
お金もない。
人の話で、テレビその他の媒体でしか知ることができない。
しかし、こうではないかとの感性を磨くことはできる。
私は貴方になれないけれど、あなたの気持ちになって考えることはできる。
サハラ砂漠にいた少女たち、山草人さんの気持ちはわからないけれど、こんな気持ちじゃないかな~っと思って書いた「吹き流し」です。
走る人も走らない人も
都会も田舎も
楽しく面白く、そんな遠山のマラニックを中根エイド治郎さん宅の上空にたなびく吹き流しを見て感じた。
故郷を大切にする心
遠山から
地球全体を大切にする心
山草人さんから
教えられたような気がする。
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。
合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。
袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns
”しんしん”55歳
2015/11/25現在。。。
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