昨日、職場に電話が来た。
先日申し込んだランニングパトロールの事務局からだ。
応募資格のひとつ
活動マニュアルの配布や県警による講習を行う結団式や10月14日の浜松会場、同20日の沼津会場、同21日の静岡会場のいずれかで講習を受講する。
を選ぶ項目に印をつけてなかったからだ。
お蔭様で100名以上のランナーが集まり、しんしん様は応募資格に印が無かったので除外しようとしたのですが特別な想いがあると思い電話しました、と。
そう、私は応募券とともに一枚手紙を添えたのだ。
書いた内容は忘れたが自分なりの想いがある。走ることでの社会貢献。
今の車社会、田舎の道でのランニングは危険極まりない。
カーブが続く山道は道路交通法の人は右を走っていても危険なところがある。
普段車を使っている自分も道路を歩いている人、自転車に乗っている人、に出会うと「危ないナ~」と思う。
人は自分中心に考える傾向がある。
自分がジョギングしているとき、車を運転しているとき、それぞれ自分にとってどうなのかと。
金子みすゞの詩
大漁
朝焼け小焼だ、 大漁だ
大羽鰮(おおばいわし)の 大漁だ。
浜は祭りの ようだけど、
海のなかでは 何万の、
鰮(いわし)のとむらい するだろう。
これはみすゞさんが人間とイワシの両方の立場から捉えた詩です。
まさにみすゞさんの閃きと感性が詠んだ詩だと思います。
また、これはいじめる子といじめられる子との関係にも似ています。
相手の側の立場から考える眼差しを持った詩です。
自分がジョギングしているとき、車を運転しているとき、それぞれ自分にとってどうなのかと。
そう考えるのではなく、その両方を経験できている自分だからこそ、走ることでの社会貢献やりたいと思ったのだった。
電話では、保険の関係で講習に出て頂かないと田舎でも三人以上の走る人が活動すれば良いとなっています。
と言ってくれたのだけど、今回は断ってフェースブックなどの書き込みで協力しますと電話を切った。
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。
合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。
袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns
”しんしん”55歳
2015/11/25現在。。。
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