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平成の合併が過ぎ、今私はここで暮らしている。 ほくえんの風を 身体中に感じながら。
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長い間の仕事人生、ご苦労様でした。
八月六日に、久しぶりに数年前一緒に仕事をした人からメールが入った。
佐久間の職場で大変お世話になった人が退職になったので慰労会を行おうとの連絡だった。
即効メール返信、軽く快諾した。
佐久間からの退職祝いは手作りリースにした。

その人は、職場がある佐久間まで浜北の自宅から三年間車で通っていた。
思いでの多い国道152号線だったと思う。
眩しいほどの新緑の。蒸し暑い。山が紅葉で色づく。竜頭山が雪化粧をする
佐久間で暮らしていると分らない佐久間の好い所を知っているのかもしれない。
慰労会では、そんな話を聴いてみよう。
 
この手作りリースは、私の手作りではない。
佐久間の知り合いが作っている物を頂いて持っていく。
野田に暮らす、その人は、近くの野山から取ってきた物で、このリースを制作している。
少し早口の、その人は、自分の暮らしている地域を誇りに思っている人だ。
リースの説明も、使っている木の実の一つ一つを詳しく教えてくれた。
まるで我が子を嫁に出すような感じだった。

数年前、移動で佐久間の職場に配属になり、三年間お世話になったあの人に、佐久間から精いっぱいのプレゼント
浜北の暮らしになるけど、佐久間のこと忘れないでほしい。

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プロフィール
HN:
しんしん
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1960/02/20
趣味:
走ること・空手・詩吟
自己紹介:
12市町村が合併して出来た新浜松市
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。

合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。


袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns

”しんしん”55歳  
2015/11/25現在。。。
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