日曜日に豊橋から岡崎まで旧東海道を走り旅(マラニック)していた時のことです。
桜並木の川沿いに差し掛かり、まだ咲かぬソメイヨシノに見慣れぬ植物を発見したのです。何だろうと一緒に走った仲間に尋ねた。
「知らない、何だろうネ」
道行く地元の人に聞いても気にはなっていたみたいだけど分らない。素振りだった。
スマホを出し様子を写し。
この木、なんの木、気になる木~♪
と、FBに投稿。
そしたら
「鳥の巣?」
「やどり木ですね」
「寄生虫だかのせいだと思います」
や
自然観察指導員の方からの投稿もあった。
また
「ヤドリギですかネ、何故か時々雑木林に・・・。」
という説明も
帰って来てネットで調べたら。
やはり「ヤドリギ」だった。
https://horti.jp/29712?fbclid=IwAR03ecm5mpG6eEikbHlirYOFpgHXil1j_NnJoIutHPvOyKtRCH4FqZtziCc
しかし、寄生する植物、宿り木、なぜか悪い印象があるみたいだけど、実は真冬でも枯れない縁起がよい植物と言われているのです。
さらに、簡単に取れない希少性も持ち合わせる、珍しい植物でもあります。
花言葉は『困難に打ち克つ』『克服』『忍耐』『キスしてください』
クリスマスの季節に、ヤドリギの下にいる若い女性はキスを拒むことができない、という言い伝えもあるそうです。
宿り木の実は、粘り気があり。自然界では大切で、鳥がこの実を食べ、排泄時に粘り気があることで樹木に種が張り付き寄生して生息する。
寄生と聞いて悪いイメージがあるかもしれないが、古くから神聖なパワーをもつ縁起のよい植物と言われている。
たしかに、自分も始めて見たときに、なにか神秘的なものを感じた。
宿ると言えば
新しい生命が宿る
とか。
健全な精神は健全な肉体に宿る
とか。
その意味は
宿をとる。その場所にとどまる。虫・植物が寄生する。など
人間も、自分も一人で生きているようで、何かに誰かに支えられて生きている。
今回の豊橋駅から旧東海道を岡崎公園までの走り旅(マラニック)付き合ってくれた人にも感謝だし。
旅の途中で出会った人にも、ご縁を感じた。
宿り木という珍しい植物を知ったこと、にも。
宿り木の着いた桜並木
また訪ねてみたい、幻想的な風景だった。
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。
合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。
袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns
”しんしん”55歳
2015/11/25現在。。。
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