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平成の合併が過ぎ、今私はここで暮らしている。 ほくえんの風を 身体中に感じながら。
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心の教育実践録「教えは生きる」柿島由和著
その人は、私が40歳のとき、私が静岡県立佐久間高等学校に技能員として勤め始めた時の入学式で、その学校の昇降口で水を撒いていた。掃除をしていた。
私は、私の仕事の先輩である女性職員に自分がやれと命じられ、その先生のところに学校の昇降口に向かった。
それが柿島先生との初めての出逢いであった。
「きずかなくてスイマセン」とホウキのチリトリを持って昇降口に向かい、その先生と出逢い話をした。
後から来た、その先輩女性職員が、柿島先生のホースを奪い取り
「私達の仕事だから、先生はイイでね~」
とニッコリと微笑んだ。
そんな感じで出会った柿島先生から「退職記念誌」が届いた。
あのとき、掃除をしていた人が、今も掃除を続けている。
そして掃除(下座行)の教えを通して、生徒に接し、生徒との心の繋がりの物語の一冊であった。
最後のページに
ありがとうございました
一生勉強 一生青春
ひとつ拾えば
ひとつだけ綺麗になる。
柿島先生の後ろ姿があった。

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プロフィール
HN:
しんしん
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1960/02/20
趣味:
走ること・空手・詩吟
自己紹介:
12市町村が合併して出来た新浜松市
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。

合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。


袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns

”しんしん”55歳  
2015/11/25現在。。。
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