だいぶ前、テレビの番組で観た。
学校の先生が退職後、東南アジアに生活するようになった話だ。
温暖で過ごしやすく、物価も安い。
お手伝いさんも雇えて、その地域の雇用に貢献していると言っていた。
ゴルフ好きのその人は毎日ゴルフ三昧、
日本から年金も通帳に振り込まれる、
笑顔で快適な暮らしをエンジョイしている、
そんな、内容だった。
佐久間町が佐久間町時代、浜松市に合併することを私の地域に説明に来た役場の職員の人は町の収入役の人だったらしい。
その人は、佐久間町の役場を退職したら浜北に出ていったらしい。
後を追うように、若い職員も次々と佐久間を出ていき、この地域には若い人が少なくなり、過疎高齢化が進んでいったというわけだ。
佐久間町は、浜松市との合併を決めたとき、NPO「がんばらまいか佐久間」を立ち上げた。
浜松市と合併することは過疎高齢化がますます進むから、これからはボランティア活動で地域を盛り上げましょう、、、と。
そのNPOで、理事たちと話をしていると
「佐久間町も私たちが生きているときまで、もっていればいい」
そんな考え方の人が多いのに失望した。
百田尚樹の本
「影法師」
江戸時代の武士、男、の友情の話。
「永遠ん0」
人生の目標を失いかけていた青年が、自分の祖父がゼロ戦パイロットだと知り
太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める事から物語は始まった。
「海賊と言われた男」
出光興産をモデルにした日本の復興に向かって闘う男たちの物語。
「フォルトゥナの瞳」
人の運命がわかる能力を持った主人公の話、
また、自分の行動が様々な人に影響を及ぼしていることを伝えている。
多くの悲しい過去の上に、今の日本があるというのに、
今のこの国
自由の国「日本」、
人生の先輩、尊敬すべき人たちの中にも
自分さえ良ければとの考えが多くなったこの国に一抹の寂しさを感じるのである。
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。
合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。
袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns
”しんしん”55歳
2015/11/25現在。。。
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