2000年2月19日(土)
青梅マラソンに行くために新幹線で東京駅を目指していた。
熱海の駅で乗車した女性が隣の席に座り話がはずんだ。
私:「青梅マラソンを走る、走りはじめて初めての遠征、東京駅でネットで知り合った仲間が待っている」
女性: 「東京にフラダンスの発表会、ヤッパリ東京は胸躍る、たまには都会にでないと♥」
そんな話しをして やがて新幹線は東京駅に到着した。
ネットで知り合った走る仲間に携帯で連絡し、コインロッカーに荷物を預け二人で皇居の周りをジョギングした。
その日は多摩駅近くのビジネスに宿泊して次の日、青梅マラソンを走った。
はじめて走る青梅マラソン、何万人かのランナーが青梅の街の中を松村和子の歌「帰ってこいよ」の流れる中をスタートした。
人人ひとの流れの中を走った。
しんしん40歳の誕生日2000年2月20日(日)記念の青梅マラソンだった。
先日の女性はフラダンスを趣味としていて東京に来た。
フラダンス
当時、自分はフラダンス、のイメージをビキニ姿で腰ミノつけて手を横にフラフラ踊るダンス、くらいにしか思っていなかった。
その後、数日して、映画フラガールを観た。
福島県いわき市の常磐炭鉱を舞台に、炭鉱で働く人々が職場を失う現実・苦悩に立ち向かい、町おこし事業としてを立ち上げた常磐ハワイアンセンターの誕生から成功までを実話を元に描いた映画だ。
ダンス経験のない、炭鉱の女たちが町おこしにと常磐ハワイアンセンターで踊る、しずちゃん、蒼井優の演技が感動を呼んだ。
フラダンスのイメージが変わった。
月に一回、森町三倉での勉強会・読書会、そんな集まりの人の中にもフラダンスの趣味の方がいる。
先日職場で午後から出勤の人がフラダンスをやっている話を聞いた。
え
佐久間でも。
あの人も、この人も、やっている そう。
さくま版フラガール、地域を盛り上げる女性の団体、、、、できるかも知れない。
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。
合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。
袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns
”しんしん”55歳
2015/11/25現在。。。
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