29歳の春、私は佐久間町に帰ってきた。横吹という斜面集落に暮らし始めた。次の年昭和天皇が崩御し時代は平成へと変わった。
夕張市(ゆうばりし)は、北海道中部空知地方の市である。夕張メロンの産地として知られる。北海道の中央部に位置し、かつては石狩炭田の中心都市として栄えたが、1990年(平成2年)までに全ての炭鉱が閉山した。その後、ヤミ起債が発覚し深刻な財政難となり、2007年(平成19年)3月6日をもって財政再建団体(現在の財政再生団体)に指定された。
ウィキペディアから。
ヤミ起債とは、地方自治体が長期の償還期限を定めた借り入れ契約を総務大臣や都道府県知事の許可を得ずに締結すること。
消滅可能性都市
少子化の進行に伴う人口減少によって、存続が困難になると予測されている自治体。「日本創成会議」人口減少問題検討分科会が、2040年までに全国約1800市町村のうち約半数(896市町村)が消滅する恐れがある、と発表した(14年5月)。10年の国勢調査を基にした試算で、40年時点に20~39歳の女性人口が半減する自治体を「消滅可能性都市」と見なしている。同時点までに人口1万人を切る523の自治体は、とりわけ消滅の危険性が高いという。「日本創成会議」座長・増田寛也が試算・発表したことから、通称「増田レポート」とも呼ばれる。
都道府県別では、青森・岩手・秋田・山形・島根の5県は8割以上の市町村が該当し、特に秋田県は大潟村を除く全自治体に消滅の危機があるという。人口が多い首都圏も例外ではなく、東京23区では豊島区、神奈川県では三浦市(他8自治体)、大阪市では中央区(他4区)なども「消滅可能性都市」にリストアップされている。なかでも、東京都は女性の出生率が低く、また地方都市の人口減少に伴い若年層の流入も減ることから、急激な高齢化による衰退が指摘されている。
このように「増田レポート」は、具体的な市町村名も発表したため、該当する自治体には大きな衝撃となった。一方、出産適齢期の女性人口の推移による分析で短絡すぎること、11年の東日本大震災をきっかけに進んでいる「ふるさと回帰」「田園回帰」の流れが加味されていないことなどから、推計・解釈自体に問題があるという批判も多い。なお、「消滅可能性都市」は、14年のユーキャン新語・流行語大賞の候補にもなった。
知恵蔵から。
NHKの討論番組があった。世の団塊の世代と団塊ジュニア世代の討論番組だと記憶している。団塊の世代が60歳になって会社で定年を迎えはじめている。世代間によって考え方は違う。団塊ジュニアの人たちは派遣やワーキングプアなど様々な問題がる。
それぞれの世代で激論がバトル、そこを止めて司会者が、ある映像を映し出した。ある夫婦がある会社を定年して豪華客船での船旅に出かけるシーンだった。綺麗なドレスを着てゴージャスな食事、それはそれは優雅なシーンだった。
先ほどの司会者が「この映像を見て、また」団塊ジュニアの人たちから様々な意見があった。そこで団塊世代のある女性が発した言葉が印象的だった。
「われわれは戦後苦労をして、ココまで働いてきた、自分の金で行くのが、なにが悪い!」だった。
みんな唖然としていた。テレビを観ていた自分も唖然とした。
その人の胸の名札には教員と書いてあった。
わたしの職場に水道工事で来た中学校時代の同級生が言った言葉が忘れられない。
佐久間中学校の駐車場にある中学校の校長先生の車、ベンツを見て。
「公務員が外車など乗って、公務員は国産車を乗るべきだ、日本の金で生きているのだゾ~」と、目を三角にして私に怒鳴り散らした。
また、佐久間町の時代、佐久間町の役場職員同士の人が結婚した場合、二人とも役場職員ではいられないというルールがあったそうだ。
その規則を守り、役場の人同士が結婚した場合、どちらか一方が職場を去った、そうだ。
その佐久間町が浜松市になり、その職員は「今は浜松市だから、浜松市の何処に暮らそうともかまわない」と言っているそうだ。
その職員は、その昔、わたしの子供が小さなころ、私の家にサンタクロースの格好で子供にプレゼントを持って来てくれたことがある。
佐久間町の役場職員、地域振興課の職員だったのだろうか、若い職員が頑張っているなと感じた。そのときは。今は浜松市の職員として頑張れ、と応援したい。どこに暮らそうともかまわないけど佐久間町で行政職を初めてこたは忘れないでほしいと思った。
言論の自由、日本国憲法は,「集会,結社及び言論,出版その他一切の表現の自由は,これを保障する」と規定している。
日本は自由な国だ、坂の道の雲のオープニングにあるように、明治維新によって日本人は初めて近代的な「国家」というものを持った。社会のどういう階層のどういう家の子でも、ある一定の資格を取るために、必要な記憶力と根気さえあれば、博士にも、官吏にも、軍人にも、教師にもなることができるのだ。
「坂の上の雲」とは。維新を経て近代国家の仲間入りをしたばかりの「明治日本」と、その明治という時代を生きた「楽天家達」の生涯を描いた司馬遼太郎の歴史小説である。
そのような時代があり、戦争があり戦後の復興があり、今の時代が築き上げられている。その部分を、今の自分達は生きている。令和の時代を歩み始めているのだ。
つづく。
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。
合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。
袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns
”しんしん”55歳
2015/11/25現在。。。
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