昔の書物ではないが(作者はまだ生きている)優れた地域おこしだと思う。
今日、職場の仲間に紹介された本
「ローマ法王に米を食べさせた男」
を、途中まで読んだ。
この本は、2015年7月19日から9月20日まで毎週日曜日21:00~21:54TBS系の「日曜劇場」のテレビドラマ
「ナポレオンの村」の原案となった本だ。
過疎の村を救ったスーパー公務員(高野誠鮮)の話なのだ。
今日は第二章まで読んだ。
最後まで読んでからと思ったが、内容が素晴らしい、のでココで一部 紹介させてもらう。
高野誠鮮(たかの じょうせん)とは
氷見市地方創生アドバイザーで、科学ジャーナリスト、日蓮宗僧侶、立正大学客員教授、1994年から2006年3月31日まで金沢大学理学部大学院等の講師も務めた。
羽咋市役所勤務時代に限界集落を蘇らせ、『スーパー公務員』と言われた。元・羽咋市教育委員会文化財室(歴史民俗資料館)室長(館長)。
ウィキペディアから
~はじめに~
最近の会社員、特に大企業に勤めている人は、公務員化しているようです。いざ新しいプロジェクトを始めようとすると、失敗を恐れてはじめの一歩が踏み出せず、前例ばかりに縛られて・・・・・。会議は何回も何十回も開き、企画書を作りたがる・・・・。
けれど私は聞きたいのです。実際に動き出すのは何時ですか?誰ですか?
たとえば天井の電球が切れていたとする。それをみんなで下から見て、あーだこーだ騒いでいたところで灯りはつきますか?誰かが電球を取り替えないと明るくはならないのです。
(本文から一部抜粋)
第一章
否定する。ーーーそして限界集落の惨状の本質を見抜く
第二章
人を動かす。---たった60万円で限界集落から脱却させる
第三章
伝え、広める。ーーー空前絶後。神子原米のブランド化PR作戦
第四章
人を巻き込む。ーーー「UFOで町おこし」を本当に実現!
第五章
くつがえす。ーーー腐らない米 を武器にTTPに勝つ!
第六章
最後も、やらかす。---定年前に、世界を相手に真剣勝負!
新聞やテレビを上手に利用し、限界集落というネガティブなイメージを変えさせる、すごいスーパー公務員の話。
中でも、学生を村に宿泊させる企画を「旅館業法にひっかかります、食品衛生法にもひっかかります。なんの許可申請もしてませんよネ」との話に
「わたし達がやっているのは烏帽子親制度なんです。『平家物語』を読んだ・・・・・・仮であっても親子関係なのだから、不特定多数の人間を泊めているわけではない」
なんという屁理屈、しかし、このような公務員がいるのかと感心というか、呆れた。。。ビックリポンだった。痛快だった。。。
その他、目から鱗の話が満載。。。
多くの人に、多くの過疎地域に暮らす人に読んでもらいたい一冊だと思う。
まだ途中だけど、、、、、。
byしんしん
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。
合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。
袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns
”しんしん”55歳
2015/11/25現在。。。
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