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平成の合併が過ぎ、今私はここで暮らしている。 ほくえんの風を 身体中に感じながら。
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これまた、浜北のプレ葉ウォークにて購入した。

パラパラと立ち読みして、暇だし読んでみようか、と買ってシマッタ本。

読み始めてシマッタ、と思ったが読み進めるうちに本当のことだし、と思った。

新井紀子さんと金融・経済評論家、ぐっちーさんとの対談形式の本

カナリ衝撃的なことが書いてある。
その中の一部を抜粋
北海道夕張市の破城した後の展開、まったく笑ていられない現実
夕張市は倒産し、役人は3分の1になったとも言われ、役所は潰れたも同然なわけですが、あの有名な夕張メロンの農家の人たちはどうなったか?相変わらず1個2万円とかの夕張メロンが東京・日本橋の千疋屋などで、堂々と売られている。
中略
夕張市の生産農家は全く困らない。自分たちは稼ぐ力があるので、札幌に家を買って、住民票も移してしまい、そこの行政サービスを受けて、毎日メルセデスで夕張の畑にやってきてメロンの生産をしているわけです。
夕張市が潰れて困ったのは、自分では稼げず、公的補助に頼り切った市民。だから潰れてみたら街には貧乏人しか残らなかった・・・・・この悲劇がもう日本中で起きようとしています。地方都市ではごくありふれた風景になると思っています。今なにもしなければ恐らく5年以内です。極めて近い将来、すぐそこにある話なんです。
日本で二番目に大きくなった浜松市の山間部に暮らしいる私には、かなりショック。ショック・ショック。・・・・・。

また、地方都市では基本的なインフラの維持さえ危うい。
2018年「水道法改正案」が衆議院で可決されました。すでに水道民営化の法律が国会で通過しました。これは国が自治体の水道事業は破城しており、もう面倒見きれないので国から切り離す、と言い出したことと同意語です。
「後は勝手にしてよ」という世界がもう来ているのです。
等々。

読まなければよかった。知らなければよかった。そんな本でした。
まっウスウスわかってはいたけど(笑)

平成26年、増田レポート「消滅可能性都市」なるものがあった。

佐久間町が浜松市に合併するときには、我が地区に地元の役場の職員が、佐久間町が合併になった経過を、人の恋愛を例にとって
「いくらこちらが彼に(水窪)に好きだと言ってもソッポを向かれた。その時に、突然に違う彼が(浜松市)がラブコール、私は(佐久間)その彼に着いていくことになりました。ジャンジャン○×△
 

12市町村が合併して、私たち地元の同級生は佐久間中学校同窓会を始めた。
当時45歳だった。
五年後、またその同窓会を浦川の清流荘で開催しようと計画しているとき、「浜松の街中でやりたい」という地元の同級生が居て、「佐久間の同窓会だゾ。佐久間でやらんで如何するダ!」といったことがある。
いろいろ言い合って、その彼が
「俺だって金があれば佐久間なんて出たい!」と言った。

この本にも書いてあったが、金が無い奴が田舎に残っている現実がある(涙)

そこで、こんな歌いたい。
「金のないやつぁ俺んとこ来い♪俺もないけど心配するな♪」

自分自身の応援歌。
人生そんなに長くはない、人の意見で右往左往する奴の多いこと。
其のうち何とかナ~るだろう。。。♪
ソレゾレの場所で小さくてもソレなりの花を咲かせればイイ。

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プロフィール
HN:
しんしん
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1960/02/20
趣味:
走ること・空手・詩吟
自己紹介:
12市町村が合併して出来た新浜松市
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。

合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。


袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns

”しんしん”55歳  
2015/11/25現在。。。
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