検査が近づき、ぽっちゃり系の看護師さんから声をかけられ、着替えをしてくるように言われる。
青い紙のパンツはスリットの有る方を後ろにして履いてください。
男の人は、間違えて何時もの様に、穴があいている方を前にして履く方が居ると言っていた。
更衣室に向い、紙のパンツを前後ろ間違わないように履き、検査着に着替え、最後のトイレを済まし、準備万端。
「○○さん」私を呼ぶ声が・・・よいよ だ。
大腸内視鏡検査を行う部屋に案内された。
若い中肉中背の看護師さんが、検査着の裾をめくって縛ってくれ、ベットに横になってくださいっと言ってくれた。
若い中肉中背の看護師さんに右腕に注射をされ、その場所をよく揉むように言われる。
「力を抜いて、目はつぶらずテレビ画面を見ながらリラックスして・・・・」
何時の間には、カメラは私の中に入っていたのだった。
直腸・S状結腸・下行結腸・横行結腸・上行結腸とカメラは進んでいく。
小腸の出口まで行き、ドクターは説明しながらカメラを引っ張ってくる。
上行結腸に3mmのポリープ発見、組織の採取、テレビ画面で見るとピンセットの様なもので組織を摘みとっている、血も出る、かなりリアルに見える。これが今、私の腸内で実際に行っていることだと思うとなんだか不思議。
今の医療はすごい。
その他、直腸付近にも1~2mmのポリープが有った。
ドクター「そろそろフィニッシュですよ!」
若い中肉中背の看護師さんが、御尻にゼリー状の物を塗り、「はい、終わりですよ」と言う。
検査着の裾を直し、恥ずかしそうにうつむいて、御尻に着いたゼリー状の物を気にしながら席に座り、ドクターの話に耳を傾けた。
「全体的にきれいな大腸だったですョ。大腸粘膜下腫瘍(疑)の部分が有ります、一年ごとに経過観察した方が良いでしょう」
そんな説明が有った。
組織の検査結果は、後日 郵送で知らせてくれるそうだ。
着替えを済まし、待合室へ。
ぽっちゃり系の看護師さんが、「下部内視鏡検査結果報告書」「大腸内視鏡に関する承諾書」とお菓子を持って来てくれる。
「今日はお風呂はダメです、シャワー程度にしてください。お酒は二日間は我慢してください。激しい運動もダメです」
そんな説明が有った。
今日は、ランニングクラブ、走れないか~。ウォーキングにでもしようか。
受付に行き、本日の会計12.890円を支払い、検診センターを後にしたのだった。
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。
合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。
袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns
”しんしん”55歳
2015/11/25現在。。。
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