二年前、佐久間に来た○橋君は、地球緑化センターから派遣された「緑のふるさと協力隊」の隊員だった。
そんな○橋君が佐久間に来たときから、私は思っていた。
・・・・こんな若者に佐久間に定住してほしい・・・・・と。
そして、前のNPOの会合で、そんな思いをぶつけた。
が、「NPOがんばらまいか佐久間」の役員の考えは頑なで、「若い人がこんな所へ来るわけがないジャンかいね~」
と一人の人が言った言葉に、何も反論する人は居なかった。
しかし、他の会員の中には、きっと、
「佐久間は今いる、高齢者だけの活動ではダメだ」
と、思っている人は・・・・きっと居る。
そんな微かな望みを持って、その日の夜中に「地球緑化センター」にメールを送信した。
「私は静岡県浜松市天竜区佐久間町にある「NPOがんばらまいか佐久間」で活動委員をしている者です。ここのNPOは事務局の人が居ない状況です。隊員の若い人が佐久間に来る事は可能でしょうか?」
と。
二日後の夕方、その電話は来た。
「地球緑化センターの、○○です。」
回答は
緑化センターの仕事としては
この様になっているので・・・・。
都会の若者の中には、自分の働く事の意味、その他の矛盾から農山村で新しい環境での生活に糧を求めている人が多くいる。
農山村では過疎の問題がある。
その両方の問題の橋渡しをするところが地球緑化センターなのだそうだ。
佐久間町のような、大きな浜松市に合併した町村は、対応が難しいのも大きな問題だそうだ。
合併していない所では、緑のふるさと協力隊は二年三年と同じ町村に派遣され、その後その村に住むようになったという例も多くあるそうだ。
その人の話によると、若者が過疎地域にいて、その地域になじむには一長一短ではいこないこと、長い月日をかけその人の信用を作るのが大変だといっていた。
NPOがんばらまいか佐久間は12名の理事がいる。
大切な事はすべて理事会で承認され決定されていく。
理事の人に一人ひとり説明し、近い将来には佐久間にも近隣の町のように若い人の雇用の場としての、NPO法人になっているといいな~と思っている。
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。
合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。
袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns
”しんしん”55歳
2015/11/25現在。。。
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