「深夜特急5」トルコ・ギリシャ・地中海
目次
第13章 使者として。トルコ
アンカラで「使者」としての役目を果たした。
第14章 客人志願 ギリシャ
何かが違っている。トルコからギリシャ、アジアからヨーロッパ、イスラムからキリスト教、茶の国からコーヒーの国へ来た。
第15章 絹と酒 地中海からの手紙
世界中の宝物を打ち砕いて敷きつめたような地中海、、、。
アジアからの絹の道(シルクロード)最後に来たのがトルコ。ここでアララト山の麓をバスで通過する。
私の知り合いも、このアララト山(標高5,137m)に登ったことのある人がいる、この山はノアの箱舟伝説の山だという。
ノアの箱舟がたどり着いた最終地点がトルコのアララト山だと、箱舟とは旧約聖書に記されている話の1つ。神が起こした大洪水で人間をはじめすべての生き物が死に絶えてしまうが、ノアとその一族、地上のあらゆる動物種の1対のつがいだけはノアが造ったこの箱舟に乗って助かる。その山がアララト山だと。
トルコで本当のトルコ風呂に入り。(昔の日本のトルコ風呂は違った。トルコの人がきてその名前を変えさせた)雑談。。。
トルコの人は親日の人が多いときく、この本を読んでもその様に思う。
筆者がトルコのトランプソンに着き、ある店での老人との会話があった。
老人
「どっから来た」
日本からです。
「そうか、日本か、それはよかった」
ええ、まあ・・・。
「トルコと日本は仲間だ」
はあ・・・。
「トーゴは偉かった」
東郷元帥ですね。
「あのロシヤをやっつけた」
そう聞いてます。
「日本はインドの隣にあるのか」
いえ、もっと遠くにあります。
「日本には共産党があるか」
あります。
「あれが誰だかわかるか」
髭の老人はそう言うと、遊戯場の正面の壁に掲げられている肖像写真を指差した。
ケルマ・アタチュルクですね。
「そうだ、よく知ってたな」
そのくらい学校で習いましたよ。
「そうか、学校でケルマ・パシャを習ったか。やっぱりトルコと日本は仲間だ」
原文まま。
チャイハネでであった少年との会話も親日が感じられる。
「ジャポン、フレンド」と言ったり「アメリカ、ロシア、ノーグット」と言ったりする。そうだ。
別れ際、君に何かプレゼントしたいと言ったとき「マネー」と言われ失望し、それが勘違いだとわかる。
「ノー、ノー」
「・・・・・?」
「ジャポン、ジャポン」
「・・・・・?」
何が言いたいのか、理解できなかった。
「ジャポン、マネー?」
私がそう言って自分の胸を指差すと、若者は大きく頷いた。どうやら日本のコインが欲しいらしいのだ。私は日本のコインを手に広げた。
「どれでも好きなものを」
彼は、それを見ると5円のコインを一つ選んだ。
いくつでもと言ったが一つだけにした。
「どうして?」
と尋ねると
「メモリー」
記念だから
「ワン」
ひとつで?
「ノー・ツー」
ふたつはいらない?
「イエス、イエス」
原文まま。
イスタンブール、ブルーモスクの話し。変なの日本語を話す人の話し「ハナモチデスカ」、その人が紹介してくれた人が後から自分を助けてくれる。
旅を人生に例える文章がある。旅は人生そのものだと。
深夜特急5を読んで、トルコ・ギリシャと旅した話を読んで、自分も旅をしているような気分になる。
船に乗って水を切り裂いて進むフェリーの舳先にたって、過行く旅の思い出に浸る。それを人生になどって。
香港-マカオ-バンコク(タイ)-マレーシア-シンガポール-カルカッタ(インド)- ブッダガヤ(インド)- ベナレス(インド)-カーブル(アフガニスタン)-テヘラン(イラン)- アンカラ(トルコ)- イスタンブール(トルコ)-ギリシャ・・・・
旅が始まって、最初頃の思い出が鮮明に甦る。それは旅のゴールが見えてきて、幼年期 少年期 青年期 壮年期 中年期 高齢期 老齢期と続く人生と同じように自分の旅も高齢期・老齢期と進んで行くのだと。
旅の目的であるイギリスが近くになってくる。
深夜特急1
深夜特急2
深夜特急3
深夜特急4
深夜特急5
深夜特急6
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。
合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。
袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns
”しんしん”55歳
2015/11/25現在。。。
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