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平成の合併が過ぎ、今私はここで暮らしている。 ほくえんの風を 身体中に感じながら。
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昨日は、詩吟の日。
先生が、佐久間文化祭で吟ずる「楓橋夜泊」について書きたいと思う。

楓橋夜泊(ふうきょうやはく)  張 繼(ちょうけい)

月落ち烏啼いて霜天に滿つ 江楓漁火愁眠に對す
つきおち からすないて しも てんにみつ こうふう ぎょか しゅうみんに たいす 
姑蘇城外の寒山寺     夜半の鐘聲客船に到る                        
 こそ じょうがいの かんざん じ  やはんの しょうせい かくせんに いたる                       

【詩訳】
 夜も更け月は西に沈み、烏の鳴く声が聞こえ、空には霜のおりる冷涼の気配が満ちあふれている。
 川岸の楓(かえで)の間に漁り火が点々として、旅愁のために寝つきにくい私の目にうつる。
 そんな折、姑蘇の町外れの寒山寺から夜半を告げる鐘の音がこの船まで聞こえてきたのであった。

この歌は、知ってのとおり中国の蘇州市にある「寒山寺」を歌った歌である。

浜名湖一周マラニックで立ち寄る舘山寺、そこにも「楓橋夜泊」の碑がある。

浜名湖の遊覧船に揺られ、「楓橋夜泊」一発 吟じたいものだ。

 

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プロフィール
HN:
しんしん
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1960/02/20
趣味:
走ること・空手・詩吟
自己紹介:
12市町村が合併して出来た新浜松市
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。

合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。


袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns

”しんしん”55歳  
2015/11/25現在。。。
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