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平成の合併が過ぎ、今私はここで暮らしている。 ほくえんの風を 身体中に感じながら。
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隣には横吹(よこぶき)から来た夫婦、なっちゃん(80歳)と いちにい(85歳)が住んでいる。

私の家の両親は、二年前 父(たけしに~)享年74歳が他界し、母親(ひさね~)84歳は 特別養護老人ホーム(さくまの里)に入所している。

なっちゃんは「たけしに~が生きていててくれれば横吹(よこぶき)の昔話もできたのに、寂し~~」と何時も話してくれる。

そんな なっちゃんに「お昼御飯が住んだら 一緒に母が居る特別養護老人ホーム(さくまの里)に行きませんか?」と話をしてみた。

お昼ご飯を食べ、車のあるところに行くと。

少し おしゃれをした なっちゃんは私のマイカー(軽トラ)の前の木陰で しゃがんでいた。

車の中で なっちゃんは「親は生きているうちに何度でも見に行けね~」「死んでからいくら悲しんでもダメだ!!」言っていた。

さくまの里 行き、母の入所している棟に行くと、何時もは車いすで居る母は 今日は部屋のベットで横になっていた。

担当の介護士さんが 言うには丁度介助の最中だそうだ。

今日は"母の日"痴呆の母親には何もわからないかもしれないが、

昨日も竜頭山に登りました。昔のままの落ち着かないわがままな息子です、そんな息子は今年 52歳になりました。

と心の中で 母に伝えてきた。

たけしに~、ひさね~、なっちゃん、いちにい みんな山の斜面にある村 横吹(よこぶき)で助け合いながら暮らしていた仲間だ。

部屋を見渡すと、母のタンスの上に、さくまの里の介護士さんからの 母の日のプレゼントがあった。
IMG_2505111111.jpg




さくまの里の介護士さんに感謝!!

 

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プロフィール
HN:
しんしん
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1960/02/20
趣味:
走ること・空手・詩吟
自己紹介:
12市町村が合併して出来た新浜松市
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。

合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。


袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns

”しんしん”55歳  
2015/11/25現在。。。
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