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平成の合併が過ぎ、今私はここで暮らしている。 ほくえんの風を 身体中に感じながら。
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山に張り付くような村「横吹」
移動手段を電車に頼っている学生時代、相月駅から見上げて毎日毎日登っていった。

幼少の頃、母親の実家「上村」には早々と道路がついていた。
そこからの帰り、向市場駅から飯田線に乗って相月駅で下車。
向市場駅には何故か女性の駅員さんばかりだったような覚えがある。
相月駅は無人駅だった。
見上げる「横吹」の村、母親に励まされて山道を歩いては行くが、子供の足では覚束ない。

「如何して、こんな山の上に家があるのだ」
そんな疑問を母親に言う
「先祖様が暮らしていたのでションナイワイナ~」
また
そんな子供を戒めるように言った言葉が

「上見て暮らすな下見て暮らせ」
小さなころ、親から言われたこの言葉、脳裏に焼き付いている。

人は誰でも、そのような考えが心にあるのかもしれない。
自分より誰かを比べて、自分の今の幸せを感じる。

昭和35年生まれの私、
母親は大正15年生まれ。

20歳で終戦を経験し、横吹に嫁いできて、激動の時代を生きてきた女性。
今の生活の貧乏など考えもつかない時代を生き抜いてきた女性。
そんな時代背景と、そこの暮らしぶりからつくられた言葉。
「上見て暮らすな下見て暮らせ」

あれから幾年かが経ち、今は「平成」の時代。
金子みすゞの詩が心を打つ。
「みんなちがって、みんないい」
http://www.jinken-net.com/close-up/0609.html

佐久間町または北遠(浜松市の北部)のいいところを探す旅。
「ほくえん旅ラン」
多くの皆さんにココの良いところを探す旅に参加してほしいと願っています(^O^)/

byしんしん

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コメント
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それでいいんだ。。。
みんなちがって、みんないい
高度成長時代、同じものを作り続けてきた。
これからは、みんな違っていい、そんな世の中を望みます。。。
その様に思ってはいるが、、、、原田橋の完成が先延ばしになった今、考えさせられる田舎の生活(≧▽≦)
しんしん 2016/01/28(Thu)08:38:58 編集
プロフィール
HN:
しんしん
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1960/02/20
趣味:
走ること・空手・詩吟
自己紹介:
12市町村が合併して出来た新浜松市
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。

合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。


袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns

”しんしん”55歳  
2015/11/25現在。。。
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