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平成の合併が過ぎ、今私はここで暮らしている。 ほくえんの風を 身体中に感じながら。
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今の職場、にそんな人が来た。そして、
「さくまパラダイス」
と言った。
「しずかでイイとこ」
とも。
今回二回目の、その人との仕事だから、少し家族の事も話した。
自分のことも
20年前に佐久間に来た彼女は
「じぶんがえらんだみちだから・・・」
と言った。
そして私が気になった言葉があった。
「うちの主人が」とよく話すのだ。
それは、今そのように旦那さんのことを言う人は少ないと感じたからだ。
「夫」「主人」「旦那」「亭主」
日本語は、ひとつのことに対して様々な呼び方があって難しい、その人は、その中で日々頑張っている、日々成長している。
昔、20年以上だったけかナ~。
次女が幼稚園だったころ、私がPTAの会長で伊豆の長岡で総会があり隣に座った佐久間中学校の恩師と話した思い出がある。気の強い女性の教員で
「私は主人とは言いません。夫と言います」
と言ったのを思い出す。
同じ屋根の下で暮らす人なのに
「夫」「主人」「旦那」「亭主」
呼び方で、その感じ方が変わって来る。
そして、その人は、私にこうも言った。
「トシウエナノニ、スイマセン」「ケイゴワカラナイ、シツレイカモシレナイデス。スイマセン」
日本語は一つのことに対して様々な呼び方がある。そこに敬語が入って、地方に行くと放言も交じってくる。
話すということはコミュニケーションをすると言うこと。要は伝えたいとが伝われば良い。
だけど話し方で印象は変わる。
その人が私に、このように言ったことは。
「敬う」と言う日本人の根本の心を誰かが教えてくれたのだと思う。
日本人が忘れかけたことを、
その人は姑さんのことを
「うちのバーバが」
と、よく話す。

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プロフィール
HN:
しんしん
年齢:
64
性別:
男性
誕生日:
1960/02/20
趣味:
走ること・空手・詩吟
自己紹介:
12市町村が合併して出来た新浜松市
そこは政令指定都市になった。
その都市の北の隅っこ山間部に佐久間町に暮らしています。
当時、合併の説明に、佐久間町の役場の職員が私の地域に説明に来た。
静岡市に合併した井川地区を例にとり
「佐久間町もイズレ井川地区のようになるでしょう」
と、他人事のように言っていた。
これから私の暮らす佐久間町はどの様になっていくのだろう。
そんな寂しい気持ちでいたころ、ウルトラマラソンを走る人に出会い、
「遠い未来を憂い悲しむより、今を楽しもう」
そんな気持ちになり、自分で北遠でマラニックを企画するようになった。

合併して10年がたった。
当時立ち上げたNPO「がんばらまいか佐久間」元佐久間町の議員が頑張っている姿を見て感動した。
9年間その活動に協力したが、理事たちの夢や希望のない言葉に失望して今は水窪のNPO「山に生きる会」に参加させてもらっている。


袖振り合うも他生の縁
こらからも、偶然でほんのささやかな出会いを大切に、人との絆を大切に、残された人生を歩んでいきたいと思う。
「お金ではなく人の出会いででっかく生きろ」
中村文昭さんYouToube
https://www.youtube.com/watch?v=3myR2kVJ3ns

”しんしん”55歳  
2015/11/25現在。。。
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